一度は行ってみたいと思っている展示会があります

いきなりですが、僕の兄は、プラモデルが大の得意です。今、兄は43歳ですが、そんな兄が、小学生の頃から、現在に至るまで、ずっと作り続けています。つまりはプラモデル歴30数年という事になります。

しかし兄は、ただプラモが好きというわけではありません。さすがに歴が長いだけあって、その腕も確かなものなのです。ただ単に組み立てるだけではなく、わざと汚したり、鉄がさびて朽ちているような感じを出したりする、ウェザリングといわれる手法をふんだんに使い、プラスチックじゃないような質感を出したり、例えばロボットであれば、歴戦の雰囲気をかもし出したり、自由自在なのです。ある日、兄の制作したプラモデルが、雑誌の表紙を飾ったことがありました。戦闘機が墜落し、戦闘機から降りて、たたずむパイロットのジオラマでした。その作品が、雑誌で大賞をとり、表紙に飾られたというわけです。そんな兄ですから、プラモ界ではかなり有名なのだそうです。兄に技術の教えを請うプロもいるそうです。兄はプロではないのに、です。そして兄がたまに僕に会うと、決まってプラモデルの自慢話がはじまります。そんな中で、どうやら兄は、プラモデルの展示会に作品を毎年出している、という事を知りました。兄はいつも僕に「いいから一度来てみろよ。プラモ好きなら、絶対面白いから!」と言ってきます。プラモデルの展示会会場と一口に言われても、想像がつきません。一体どんな客層で、どんな雰囲気に包まれているのでしょうか。そこには、プロ、アマ問わず、様々な人が作品を展示しているようです。僕はプラモデルは好きですが、大した技術もなく、ただ組み立てて、シールを貼って普通に楽しんでいるだけですので、そのような展示会にいったとしても、レベルが違いすぎて、勉強にならないと思います。しかし、プロモデラーの世界に、ちょっとだけ足をつっこんでみたい、という気も、少なからずあります。僕が今、いってみたい展示会のトップは、プラモデルの展示会なのです。しかも結構規模が大きいようで、前日からの準備も、ほぼ徹夜で行われるそうです。兄は、その展示会のスタッフなので、準備が大変だと嘆いていました。

しかしちっとも辛そうな顔ではないのです。43歳でプラモデルとか、幼稚だと最初は思っていましたが、今では、そんな考えはすっかりなくなりました。兄のいきいきとした姿を見ていると、プラモデルだって立派な趣味だ、と思えるようになりました。今度、展示会に行ってみたいと思います。

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